無気力な高瀬くんの本気の愛が重すぎる。

「家に行くの?」

「う、うん。好きだし、そういうコトするなら陽太がいいなって。もっとくっつきたいっていう気持ちも強くなってきたし……っ」

穂波はとうとう顔を覆った。

「クリスマスってやっぱり特別だし、ね? いいよね?」

「わ、わたしもあんまりそういうコトはよくわかんないけど。だけど本気で好きならいいんじゃないかな?」

「ううっ、環〜! ありがとう。あたし、がんばってくる!」

が、がんばる?

そっか……。

「応援してるねっ!」

そのあと悩みに悩んで高瀬へのクリスマスプレゼントを選んだ。

喜んでくれるかはわからないけど、無難にわたしもマフラーにした。

高瀬に似合いそうな、黒地にゴールドの星模様がたくさん入ったおしゃれなやつ。

それからは穂波が下着を見たいというので、下着売り場へ。

目を見張るほどおしゃれでかわいい下着がたくさんあって、穂波と一緒に真っ赤になりながら眺めた。

そのあとクリスマス用の服も見て、腰にリボンがついた真っ白のふわふわ生地のワンピースを買って帰宅。

約束の日は二十四日。

行き先は映画とランチとイルミネーション。

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