エリート外科医の滴る愛妻欲~旦那様は今夜も愛を注ぎたい~
「大丈夫……壊れたりなんて、しませんから……」

「それは、もっと深く愛し合ってもかまわないということか?」

ドキンと、今度こそ本当に心臓が震えた気がした。大丈夫と言っているそばから、動揺で心臓が壊れてしまうかと思った。

深く愛し合うって……それって……。

考えただけで、体中が火照ってしまう。

「子ども、欲しいんだっけ?」

私の体をソファの背もたれに押しつけながら、熱い眼差しで私を縛る。

その目が欲情していることに、さすがの私でさえ気がついた。

「……でも、それは、いつかの話で……」

「『今』ではないと?」

「そ……れは……」

ドクドクと鼓動が高鳴る。これは不整脈なんかじゃない。

純粋に身体が、透佳くんを求めて悲鳴を上げているのだろうか。

結婚していないから身体を許さない……なんて言い訳したら、古いって笑われちゃうかな。

「……まだ、婚姻届けも書いていませんから」

「彩葉は、まだ俺との結婚を悩んでいるのか?」

「そ、そんなことは……」
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