エリート外科医の滴る愛妻欲~旦那様は今夜も愛を注ぎたい~
脈? ドキドキしているってこと? キョトンとして目を丸くする。
辿り着いた三十五階で、彼の手を借りてエレベーターを降りる。
彼は、ホールの端にボストンバッグを置くと、私の身体を抱き上げた。
「ちょ、透佳くん!?」
「黙ってろ」
驚いて荷物を落とし、買い物袋までもがエレベーターホールに置き去りになってしまった。
それらの荷物には目もくれずに、彼は私を抱いたまま玄関へ向かう。
家に入り、ひまわりの絵のある寝室へ直行した。大きなベッドの上に私を寝かせ、靴を脱がせる。
「と、透佳くん、大袈裟だよ、ちょっとクラっとしただけだから」
「静かにしていてくれ」
ぴしゃりと言い放つと、彼は私の首筋に手を添えた。突然首に触れられて、ドキンと鼓動が跳ね上がった気がした。
「と、透佳、くん……」
首筋に手を当てたまま、自身の腕時計にちらりと目を落とす。どうやら脈を測っているようだ。
いっそう怖い顔つきをして、私に尋ねる。
「彩葉。お前、今まで不整脈なんてあったか?」
「へ?」
辿り着いた三十五階で、彼の手を借りてエレベーターを降りる。
彼は、ホールの端にボストンバッグを置くと、私の身体を抱き上げた。
「ちょ、透佳くん!?」
「黙ってろ」
驚いて荷物を落とし、買い物袋までもがエレベーターホールに置き去りになってしまった。
それらの荷物には目もくれずに、彼は私を抱いたまま玄関へ向かう。
家に入り、ひまわりの絵のある寝室へ直行した。大きなベッドの上に私を寝かせ、靴を脱がせる。
「と、透佳くん、大袈裟だよ、ちょっとクラっとしただけだから」
「静かにしていてくれ」
ぴしゃりと言い放つと、彼は私の首筋に手を添えた。突然首に触れられて、ドキンと鼓動が跳ね上がった気がした。
「と、透佳、くん……」
首筋に手を当てたまま、自身の腕時計にちらりと目を落とす。どうやら脈を測っているようだ。
いっそう怖い顔つきをして、私に尋ねる。
「彩葉。お前、今まで不整脈なんてあったか?」
「へ?」