みずあめびより
雑誌をペラペラめくったりテレビを観たりして過ごしたが、何も頭に入ってこなかった。
一時間ほど経ってもメッセージは未読のままだった。マナーモードにしているだろうし気がつかないのかもしれない。
『大丈夫ですか?心配です。』
先程送るか迷ったメッセージを送り、30分ほど待ったものの未読のままだった。どんどん不安が募っていく。
思いきって電話をかけてみる。電波が悪かったり充電が切れているという可能性もあるからだ。
『プルルルルルル・・・』
呼び出し音が鳴る。電話は通じる状態にあるようだ。
『ただいま電話に出ることができません・・・』
留守番電話に繋がり、通話終了ボタンを押す。何度か電話をかけてみたものの出る気配はない。
───盛り上がってるのかな・・・三坂さんと二人で・・・でも、それなら連絡が来るはず。せめてメッセージは既読になるんじゃ・・・やっぱり、具合が悪いのかもしれない・・・元々お疲れだったのに苦手なお酒を飲んで・・・。
顔面蒼白でぐったり座り込む鈴太郎の姿が頭に浮かんできてしまい、動悸がしてくる。もう何も考えられず、ワンピースにパーカーを羽織った部屋着のまま外に飛び出した。
一時間ほど経ってもメッセージは未読のままだった。マナーモードにしているだろうし気がつかないのかもしれない。
『大丈夫ですか?心配です。』
先程送るか迷ったメッセージを送り、30分ほど待ったものの未読のままだった。どんどん不安が募っていく。
思いきって電話をかけてみる。電波が悪かったり充電が切れているという可能性もあるからだ。
『プルルルルルル・・・』
呼び出し音が鳴る。電話は通じる状態にあるようだ。
『ただいま電話に出ることができません・・・』
留守番電話に繋がり、通話終了ボタンを押す。何度か電話をかけてみたものの出る気配はない。
───盛り上がってるのかな・・・三坂さんと二人で・・・でも、それなら連絡が来るはず。せめてメッセージは既読になるんじゃ・・・やっぱり、具合が悪いのかもしれない・・・元々お疲れだったのに苦手なお酒を飲んで・・・。
顔面蒼白でぐったり座り込む鈴太郎の姿が頭に浮かんできてしまい、動悸がしてくる。もう何も考えられず、ワンピースにパーカーを羽織った部屋着のまま外に飛び出した。