最高ランクの御曹司との甘い生活にすっかりハマってます
寝顔とか……全然、自信ない。


口とか開けて寝てしまってたらどうしよう。


さすがにそこは諦めないとダメかな、努力してどうにかなるもんじゃないし。


可愛い寝顔を見せるなんて、今さら絶対無理なんだから。


それより、今は今夜の食事が楽しみだった。


「グレースホテルパリ」の、超一流フランス料理。


声をかけたコンシェルジュさんの分も追加してもらえるよう絢斗が頼んでくれた。


御曹司だからって、決して強引に無理を押し通すわけではない。


レストランの状況も聞きながら、丁寧にお願いしてることがフランス語がわからない私にもわかった。


シェフも、絢斗の誠実な態度に、急なお願いにも関わらず快く対応してくれた。


とにかく、大好きなフランス料理を本場のフランスで味わえるなんて感激だ。
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