蒼月

ベッドを降りるとパジャマの上からカーディガンを羽織ってリビングに降りる。

まだ朝の6時半。

5月の朝の冷えた空気に誓都は退院したんだなぁとしみじみと感じた。

適当にパンを焼いてお湯を沸かすと粉末のポタージュをいれる。

テレビを付けてニュースを見ながら朝ごはんを食べた。

ちなみにだが食事をしなかったりすると咲哉に強制的に病院に連れ戻されることになっている。

だからできるだけ食べる...つもりだ。

うん、まあ気にしないでおこう。

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