イケメン男子と疑似恋愛⁉︎
えっ……
ノート……?
「それ、女の子が運ぶには結構大変だと思うから。」
「え、…あ、でも…」
「手伝うだけだったらべつに教室まで一緒に行っても何も思われないでしょ?」
そう言って微笑んだあと、ノートを半分以上持って立ち上がる三浦くん。
えっ……
先生だって気にしてくれなかったのに、三浦くんは“女の子が運ぶには結構大変だから”って言ってくれた。
私のこと、女の子扱いしてくれてる……。
「その代わり今日の放課後、俺とまた会ってほしいな。」
「えっ…放課後?私が…?」
どうして……?
不思議に思い首を傾げる私。