こんな溺愛、きいてない!
「鈴之助、そんなことしたら
きっと、後悔するよ。

鈴之助が、後悔する」


「後悔なんて、しない」



強い瞳で抗う鈴之助の
手を取ると、

私の心臓の位置に
鈴之助の手のひらを押し当てる。


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