月刊ヤングMAGAZIN

シャワーから戻ると



え!


椛がいた




「あ、嵩琉!
いなかったから勝手に入った」



「あー、うん…」




心の準備ができてない


なんの準備もできてない




「じゃあ、ゲームする?
昨日約束してたから…」


「うん」



「椛が好きなヤツでいい?」


「うん」



て、椛の視線が

テーブルの上にある

さっきババアが置いてったプレゼント




めちゃくちゃプレゼントぽいじゃん



「あ…椛、今日、誕生日でしょ
おめでと…
ソレ…」



「え!プレゼント!」



「あぁ、うん…
開けてみなよ…」



「うん!」


椛、嬉しそう





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