イケメン同期から全力で逃げてますが、逃げ切れる気がしません!
「んん、……ぁ……っ」
吸われ、舐められ……容赦なく攻めてくる舌。
ピチャ……クチュッ……
まるでわざと聞かせてるみたいに大きく響く水音。
けぶる視界に映るのは、雄の顔を見せる愛しい人。
過ぎた刺激に、がくがくって膝が言うことを聞かなくなってきて、座り込んでしまいそうになって。あ、まずい、って思った次の瞬間――……
「ひゃあっ」
力強い腕が膝裏へ。
わたしの身体はあっという間に重力を無視して、ふわりと浮きあがっていた。
そのまま隣の部屋へ運ばれ、キングサイズのベッドへ横たえられる。
背中に感じるのは、さらりと心地いい極上のリネン――
「まま待って、さか、たく……電気っ……」
自分に注がれる獰猛な視線を意識して、控え目な暖色の間接照明すら気になってしまい。
オタオタとぎこちなく上体を起こそうとするも、「ダメだ」と強制的に組み伏せられた。