再会した幼なじみは☓☓オタクになっていました。
「家ではギャルゲーばかりだな! 授業聞いてれば大体わかるだろ?」


恥ずかしげもなくギャルゲーの話を出す黒炎くんは本当に凄い。別の意味で尊敬するよ。


「え……自主学習とかってしないの?」

「‥‥?」


黒炎くんは「なんのことだ?」と言わんばかりに頭を傾げていた。


もしかしなくても、私の好きな人は勉強も出来る完璧な人では!? と思ったけど前言撤回。

世の中に完璧な人なんていないよね。


「流石に遅くなるとアカリに心配かけるから、少しの時間なら俺がわかる範囲で勉強教えてやれるぞ」

「是非お願いします!」


ここは同級生だろうと好きな人だろうと恥を捨てる覚悟だ。私は黒炎くんの空いてる時間に勉強を教えてもらうこととなった。


これって、今考えたら好きな人とお勉強会ってやつなのでは!? と心の中で喜ぶ私だった。
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