恋の忘れ方、怖がりな君の愛し方。【番外編追加】

「砂川先生ー、砂川先生ー、どこにいます?砂川先生に患者さんから電話なんですけどー」

「あ・・・」

廊下から、香坂さんがそう砂川君を探す声が響いた。

「電話が済んだらまた戻るから」
「・・・・。」

とにかく、相澤はもっと危機感を持ってくれ。

砂川君はそう言い残すと、病室を後にした。

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