虹色アゲハ
その週末。
ようやく田中専務の仕事が落ち着き…
揚羽は柑愛と一緒に、約束していた久保井との2対2同伴に来ていた。
「いやもうほんとに大変だったよ。
システムが全部パァになるし、なかなか復旧出来ないし、取引先の対応には追われるしでさぁ」
「それは災難でしたね…
結構ご無理をされたんじゃないですか?
同伴は来週でもよかったのに…」
「いやいやっ、ずいぶん待たせちゃったし。
揚羽ちゃんに会えただけで、今までの疲れも吹き飛ぶってもんだよ」
「ほんとですかっ?
だったらもっと吹き飛ばしたいんで…
お店に入ったら、愛情たっぷりの肩揉みをさせてくださいね?」
「ほんとかいっ?それは嬉しいなぁ。
ちょっと来ないうちに、あの2人があんなラブラブになってるから悔しかったんだけど…
こりゃあ僕の方が幸せもんだなぁ!」
田中がそう言うように…
柑愛と久保井は、人目もはばからずイチャついていて。
揚羽は見るに耐えない思いで、2対2同伴を後悔していた。
ようやく田中専務の仕事が落ち着き…
揚羽は柑愛と一緒に、約束していた久保井との2対2同伴に来ていた。
「いやもうほんとに大変だったよ。
システムが全部パァになるし、なかなか復旧出来ないし、取引先の対応には追われるしでさぁ」
「それは災難でしたね…
結構ご無理をされたんじゃないですか?
同伴は来週でもよかったのに…」
「いやいやっ、ずいぶん待たせちゃったし。
揚羽ちゃんに会えただけで、今までの疲れも吹き飛ぶってもんだよ」
「ほんとですかっ?
だったらもっと吹き飛ばしたいんで…
お店に入ったら、愛情たっぷりの肩揉みをさせてくださいね?」
「ほんとかいっ?それは嬉しいなぁ。
ちょっと来ないうちに、あの2人があんなラブラブになってるから悔しかったんだけど…
こりゃあ僕の方が幸せもんだなぁ!」
田中がそう言うように…
柑愛と久保井は、人目もはばからずイチャついていて。
揚羽は見るに耐えない思いで、2対2同伴を後悔していた。