虹色アゲハ
そして日曜。
揚羽はプロポーズの返事をすると連絡し、鷹巨の家を訪れると…
「めちゃくちゃ会いたかった」
会うなりそう抱きしめられる。
「その割には…
しつこいあんたが大人しく待ってたわよね」
「そりゃあ、人生決める大事な事だから…
じっくり考える時間も必要だと思ったし。
それに…
連絡するの、怖かったから」
「怖かった?」
「うん…
俺はOKしてないけど、もう別れてるって言われたらどうしようって」
「へぇ…
しつこいあんたが、それで引き下がるんだ?」
「引き下がらないけど!
…やっぱ、傷付くよ」
切なげに呟く鷹巨が…
いじらしくて愛しくて、揚羽は思わず抱き返した。
やっぱり詐欺とは思えない…
だけど確かめないわけにはいかなくて、すぐに腕を緩めると。
閉じ込めるように、一層ぎゅっと抱き締められる。
「離したくない、一生」
「鷹巨…」
胸までぎゅっと締め付けられながらも。
「その事だけど…」
さっそく本題を切り出すと。
「ごめん、こんなとこだし部屋で話そっか」
もっともな理由で、出足を挫かれる。
揚羽はプロポーズの返事をすると連絡し、鷹巨の家を訪れると…
「めちゃくちゃ会いたかった」
会うなりそう抱きしめられる。
「その割には…
しつこいあんたが大人しく待ってたわよね」
「そりゃあ、人生決める大事な事だから…
じっくり考える時間も必要だと思ったし。
それに…
連絡するの、怖かったから」
「怖かった?」
「うん…
俺はOKしてないけど、もう別れてるって言われたらどうしようって」
「へぇ…
しつこいあんたが、それで引き下がるんだ?」
「引き下がらないけど!
…やっぱ、傷付くよ」
切なげに呟く鷹巨が…
いじらしくて愛しくて、揚羽は思わず抱き返した。
やっぱり詐欺とは思えない…
だけど確かめないわけにはいかなくて、すぐに腕を緩めると。
閉じ込めるように、一層ぎゅっと抱き締められる。
「離したくない、一生」
「鷹巨…」
胸までぎゅっと締め付けられながらも。
「その事だけど…」
さっそく本題を切り出すと。
「ごめん、こんなとこだし部屋で話そっか」
もっともな理由で、出足を挫かれる。