虹色アゲハ
親からも誰からも愛されず、邪魔者にされてきた倫太郎は…
誰にも心を許せず。
自分は要らない存在なのに、何で生まれてきたのかとずっと思ってきた。
そのためいつ死んでもいいと、喧嘩に明け暮れ…
言い寄ってくる女とヤるためだけに付き合っては、すぐに終わりを迎えていた。
だけどその女だけは…
そんな倫太郎でも愛想を尽かさず、いつも助けてくれていて。
愛を知らない倫太郎が、心を許し始めた矢先。
今回の事態に巻き込んでしまい…
どんな事をしても、今度は自分が助けたいと思っていたのだ。
「お前には、ある女詐欺師を守ってもらう。
そしたらお前の女も助けてやるよ」
「…なんで自分で守らねんだよ」
「関われない事情があるんだ。
お前だって、もうその女を自分に関わらせたくないんじゃないのか?」
それは図星で…
倫太郎はもう二度と、こんな自分に巻き込みたくないと思っていた。
「…守るって、ボディガードか?」
「それもあるけど。
天才ハッカーのフリして、バディになってもらう」
「はっ?
いやムリだろ、パソコンとか触った事ねぇし」
誰にも心を許せず。
自分は要らない存在なのに、何で生まれてきたのかとずっと思ってきた。
そのためいつ死んでもいいと、喧嘩に明け暮れ…
言い寄ってくる女とヤるためだけに付き合っては、すぐに終わりを迎えていた。
だけどその女だけは…
そんな倫太郎でも愛想を尽かさず、いつも助けてくれていて。
愛を知らない倫太郎が、心を許し始めた矢先。
今回の事態に巻き込んでしまい…
どんな事をしても、今度は自分が助けたいと思っていたのだ。
「お前には、ある女詐欺師を守ってもらう。
そしたらお前の女も助けてやるよ」
「…なんで自分で守らねんだよ」
「関われない事情があるんだ。
お前だって、もうその女を自分に関わらせたくないんじゃないのか?」
それは図星で…
倫太郎はもう二度と、こんな自分に巻き込みたくないと思っていた。
「…守るって、ボディガードか?」
「それもあるけど。
天才ハッカーのフリして、バディになってもらう」
「はっ?
いやムリだろ、パソコンとか触った事ねぇし」