虹色アゲハ
「…出さねぇよ、人のオンナに興味ねぇし。
別に命なんか惜しくねぇけど。
アンタに買われなかったら、俺たちはきっと生きながら死んでた。
だから、アンタのためにこの命使ってやるよ。
その代わり、アイツを絶対助けろよ?」
「それはお前の行動次第だ。
そのために、四六時中見張らせてもらう」
「…アンタ暇人?」
「はは、お前と一緒にするな。
盗聴器を仕込んで、こっちのタイミングで探らせてもらう。
つまり、変な真似したらすぐにバレるって事だ。
でも逆に、ちゃんと守ればお前の女も守ってやるよ。
悪くない話だろ?」
さらに仁希は…
バディで得た分け前は回収するが、相応の報酬は支払うと約束する。
それから倫太郎に、保険証を作らせ免許を取らせると…
盗聴器を仕込んだ住居と車と携帯を用意したのだった。
ー
ーー
ーーー
「仁希さんは、アンタが出来るだけ危険な橋を渡んなくていいように…
俺を隠れ蓑にして、その天才ハッカーの力で守ってきたんだ。
もちろんボディガードも詐欺の片棒も、ずっと動向を見守ってたのも、全部仁希さんの指示だし。
俺はそれに従ってただけなんだ」
そう、初めはそうだった…
別に命なんか惜しくねぇけど。
アンタに買われなかったら、俺たちはきっと生きながら死んでた。
だから、アンタのためにこの命使ってやるよ。
その代わり、アイツを絶対助けろよ?」
「それはお前の行動次第だ。
そのために、四六時中見張らせてもらう」
「…アンタ暇人?」
「はは、お前と一緒にするな。
盗聴器を仕込んで、こっちのタイミングで探らせてもらう。
つまり、変な真似したらすぐにバレるって事だ。
でも逆に、ちゃんと守ればお前の女も守ってやるよ。
悪くない話だろ?」
さらに仁希は…
バディで得た分け前は回収するが、相応の報酬は支払うと約束する。
それから倫太郎に、保険証を作らせ免許を取らせると…
盗聴器を仕込んだ住居と車と携帯を用意したのだった。
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ーーー
「仁希さんは、アンタが出来るだけ危険な橋を渡んなくていいように…
俺を隠れ蓑にして、その天才ハッカーの力で守ってきたんだ。
もちろんボディガードも詐欺の片棒も、ずっと動向を見守ってたのも、全部仁希さんの指示だし。
俺はそれに従ってただけなんだ」
そう、初めはそうだった…