虹色アゲハ
「やるわね、だけど…
アポなしでなんの報告もなく、しかもこんな形で渡すなんてルール違反じゃない?
そんなんじゃ依頼料は払えないから」
「確かに、正規の依頼ならルール違反でしょうが…
依頼された復讐代行サイトには、虚偽の申告には然るべき処置をいたしますと書いてましたよね?
なので、何も文句は言えませんよ?」
と、依頼者の名をさん付けで呼んだ後。
「あ、違った。
詐欺師の」と声色を低くして、その本名を口にすると。
再び毒女の顔が驚きで染まり。
チラリと覗き見た鷹巨も、耳を疑う素ぶりを見せた。
「確かお兄さんは、詐欺で奪ったお金を奪い返されて…
薬物の代金が払えなくなって、売人からリンチされたのよね。
それで逆恨みして、復讐しようって?」
「全部お見通しってワケ…
赤詐欺専門って割には、美人局以外にも脳があったんだ?」
「逆にあんたは美人局でくるとしか思わないなんて、どんだけ脳無しなの?」
そう言い返されて、毒女は揚羽をキッと睨んだ。
「脳ナシはどっちよ。
わかってて依頼を達成するとか、頭スッカスカなんじゃない?
残念だけど、受け取ったもんは返さないから」
アポなしでなんの報告もなく、しかもこんな形で渡すなんてルール違反じゃない?
そんなんじゃ依頼料は払えないから」
「確かに、正規の依頼ならルール違反でしょうが…
依頼された復讐代行サイトには、虚偽の申告には然るべき処置をいたしますと書いてましたよね?
なので、何も文句は言えませんよ?」
と、依頼者の名をさん付けで呼んだ後。
「あ、違った。
詐欺師の」と声色を低くして、その本名を口にすると。
再び毒女の顔が驚きで染まり。
チラリと覗き見た鷹巨も、耳を疑う素ぶりを見せた。
「確かお兄さんは、詐欺で奪ったお金を奪い返されて…
薬物の代金が払えなくなって、売人からリンチされたのよね。
それで逆恨みして、復讐しようって?」
「全部お見通しってワケ…
赤詐欺専門って割には、美人局以外にも脳があったんだ?」
「逆にあんたは美人局でくるとしか思わないなんて、どんだけ脳無しなの?」
そう言い返されて、毒女は揚羽をキッと睨んだ。
「脳ナシはどっちよ。
わかってて依頼を達成するとか、頭スッカスカなんじゃない?
残念だけど、受け取ったもんは返さないから」