みえない光りを探す君を、愛おしいと思った。
部屋に戻ると、茉莉は、黙ってスマホの画面を見つめていた。




「茉莉」



俺が帰ってきたことに気付いていなかったのか、ハッとした顔でこっちをみて、すぐにスマホをしまった。



「なんかあった?」




「ううん、クラスの子がちょっとね」



「そっか。」



「あ、お母さん、なんだったの?」



「苦手な物はないかって」



「お母さんったら、もうほとんど出来るくらいの時に聞くだなんて」


少し呆れた顔の茉莉は、いつも通りの茉莉だった。



しばらく他愛もない話をしていると、茉莉のお父さんが呼びに来て、4人で1つのテーブルを囲む。




茉莉のお母さんのご飯はとても美味しいし、茉莉の家族との時間はすごく楽しくて、とっても幸せだった。


< 19 / 20 >

この作品をシェア

pagetop