諦めて結婚いたしましょう~一途な御曹司の抑えられない独占欲~
「大丈夫です。私はソファーで寝ますから」

 毛布があれば十分。本当にそのつもりだったし、すでに眠れることも実証済みだ。

 すると、理人さんの鋭い眼差しが私を貫いた。

「馬鹿言うな。お前でも女は女だ。あんなところで寝かせられない」

「それを言うなら私が勝手に押しかけたんですから、理人さんをソファーで寝させるなんてできません」

「いいからここで寝ろ」

 尖り声で発する理人さんに、

「嫌です。理人さんが風邪を引いたらどうするんですか」

 私も訴えるような目つきで対抗した。
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