諦めて結婚いたしましょう~一途な御曹司の抑えられない独占欲~
「理人さんに頼まれたんですよね? あの、ネックレス……」
私は妙な困惑を感じながら問い掛けた。予期せぬ沈黙が部屋に降りる。
「あぁ。なるほど。そうですか」
突如理解したように明るい表情を浮かべる有家さんを、私はわけもわからず見つめる。ククッと小さく笑っていた彼は、私の視線に気がついて軽く咳払いをした。
「私が古城様のプレゼントを選んだことは一度もありませんよ。仕事の帰り、専務に言われてジュエリーショップまで送り届けた日ならございましたが。たしか、【Lien】というお店だったと記憶しております」
Lien?
「それ、今年の私のプレゼント……」
驚きのあまり言葉が尻切れになった私を見た有家さんは、満足げにソファーから立ち上がる。
私は妙な困惑を感じながら問い掛けた。予期せぬ沈黙が部屋に降りる。
「あぁ。なるほど。そうですか」
突如理解したように明るい表情を浮かべる有家さんを、私はわけもわからず見つめる。ククッと小さく笑っていた彼は、私の視線に気がついて軽く咳払いをした。
「私が古城様のプレゼントを選んだことは一度もありませんよ。仕事の帰り、専務に言われてジュエリーショップまで送り届けた日ならございましたが。たしか、【Lien】というお店だったと記憶しております」
Lien?
「それ、今年の私のプレゼント……」
驚きのあまり言葉が尻切れになった私を見た有家さんは、満足げにソファーから立ち上がる。