LOVE or DEATH 愛し愛されデスゲーム
 私の質問攻めに一瞬圧倒された目黒くんも、やはり口が上手いだけある、すぐに負けじと質問を返してくる。


「それが上野先輩に何か関係あるんですか? 関係あるとして、僕がそれを上野先輩に教えなきゃいけない義理はなんですか?」


「関係はある! 無理やりキスしておいて、関係ないはさすがに自分勝手すぎじゃない? それに……」


 私はずかずか目黒くんの部屋に入り込むと、パシャリ。


 かざしたスマホに映るのは、キメ顔の私とその横で驚いている目黒くんだ。


 私のシャツは、先ほどの九条くんとのあれこれで程よくシワになっている。首元にはキスマーク。これは間違い無いだろう。完全なる事後の一枚だ。


「そっちがキス写真で脅すなら、こっちにも考えがあるから」


「なるほど……上野先輩ってそんな人だったんですね」


「そっちこそ。かわいい顔してゲスなことばっかりしてるくせに」


 目黒くんがにこりと笑った。


「座っててください。何か飲む物を持ってきます」
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