君の、その手に残る「愛」がどうか、温かいモノでありますように

リンリンリンリン
軽快な鈴の音が忙しなくなり響く。

タッタッタッタッ
そのあとに続く革靴の足音。

「こら、まてぇ~~~!!ドラ猫っ!!」

舞台は細い路地裏。

ただいま、朝の8時です!?

私、高校2年生、朝村 陽子は
現在進行形で、
ネコと逃走中を繰り広げております!!

なんて、ついてなさすぎる、月曜日~~~!!
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