最初で最後の恋。
ザッザッザッと、砂をふむ無数の歩く音が聞こえる

何かと思い麗美は振り返る

「っっ!」

なんで、いるの……

そこには額に汗を浮かべながら歩いてくる

王龍の姿がある

蓮「おい、何してんだ。」

「別に、なんでもいいでしょ」

蓮「たすけてって顔してるぞお前」

なんでこいつらにこんなこと言われないといけないの?

優「あのさ、面倒事に巻き込まないで」

と、オレンジ髪が言い放った

もう見るからにイライラしてるわねクス

「別に来てなんか言ってないじゃない」

「それに迷惑をかけてしまったならお許しくださいませ。」

と、綺麗に一礼をしてその場を去る
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