闇の中の太陽
1

底辺の生活

もういつからだろう笑わなくなったのは。

まるで私の事は眼中にないようにタバコ吸
う母に仕方なく近づいく。

さっき冷蔵庫の中を見た。中には母の酒と
化粧水だけがあった。

なんで、昨日気づかなかっただろう。

昨日は機嫌が良かったのに、今日は朝から機嫌が悪い。

……仕方ない、腹を括ろう。

『お母さんお腹すいた』

『……』

仕方なく、さっきより大きな声で言った

『ねーお母さんお腹すいた』

聞こえたのだろうキッっと睨みながら灰皿を持って近づいてきた。

あれ投げないよね、嫌だよ。

灰、片付けにくいし

『うるっさいわね。少しは黙って!』

そう思っていると案の定灰皿を投げつけられた

『痛っ』

灰をかぶって、床の上にはらはらと落ちる

最悪だ。

好きで話しかけてないのに。私だってお前みたいなやつ1秒も一緒に居たくない

ていうか、絶対昨日一日分の食料はあったのに。食べたら買っとけよ!

でもそんな事言えない。
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