一夜の過ちで授かったら、極上御曹司に娘ごとたっぷり溺愛されています


着替えてリビングへ戻ると、コーヒーが湯気を立てていた。

「咲綾、先に言っておく。一応努力したけど目玉焼きはスクランブルエッグになったし、サラダは冷蔵庫にあった咲綾が作ったもの」
そう言いながら、真っ白なプレートにバターの乗ったパンとおかずが乗せられていた。

確かに目玉焼きではなく、スクランブルエッグだが、トマトケチャップがかかっておりおいしそうだ。

「おいしそうです。それに誰かに作ってもらう朝食なんて何年ぶりだろう」
素直に零れ落ちた言葉に、真翔さんも食べ終わっているのだろう、コーヒーを持って私の前に座る。

真由はもう食べ終わっており、新しいキッチンセットのおもちゃに夢中になっている。
< 151 / 299 >

この作品をシェア

pagetop