愛は惜しみなく与う⑤
でも、泉達の感情と違うんだ
それは分かる。

お姉ちゃんみたいなそんな存在


『大事な子なんだな。気に入ったよ。いつから入る?自分でシフト決めていいぞ』

「え、そうなんですか。えっと…今は夏休みで割といつでも」


でもバイトに入ると急な喧嘩とかいけないよな。それは仕方ないか。
皆んなそういう時があるもんな


『今日はどうだ?』

「い、今からですか?俺何も持ってきてないんですけど」

『あ、なんか手続きとかあるのかな。それは俺知らねーわ。おい、店長!』

『安達くん、採用するの?それに、オイ!って呼ばないでよ』


顔がいかついんだから、言葉は優しくしてよね!と笑う店長


雇ってもらえることになった
大好きなレストランで


杏が帰ってきたらすぐ言おう。きっと驚くだろうな


『おい、響!今日は前のやつのエプロンならあるけど、それで我慢してくれ』

「はい!大丈夫です」


俺は泉と出会い人生が変わり、杏と出会い考え方や前向きになることを知った


そしてこの安達さんとの出会いは、俺の人生を大きく動かすことになる。

この時はまだそんなこと考えても見なかったけどな


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