わたしのヒカリ
ー1年前ー
「あんたさーなんで学校来てんのー?」
わたしは何も言わず、席につき俯いていた。
「ねえー聞いてんのー?」
クラスの女子たちが笑いながら、机を蹴ってきた。
「おい、お前らやめろよ!」
「あっ!はると!!おはよー!」
「おはようじゃねーよ!!」
「なんで、こんな奴庇うのー?」
「庇ってんじゃねーよ!見てて気分わりーだけー」
「もしかして、こいつのこと好きとかー?笑」
「はいはい。なんでもいいから、勝手に言ってろ!」
そういい、はるとくんは自分の席についた。
ーキーンコーンカーンコーン
「チッつまんねーの」
チャイムが鳴り女子たちも自分たちの席へ戻って行った。