《続》俺様幼馴染の溺愛包囲網 (新婚♡妊娠編)
結衣子の料理は、相変わらず絶品だった。
枚岡家の味。
その中でも、俺の好きなものばかりが揃ってる。

丸鷄の切り分けは随分前から俺の役割。
枚岡の義父が本当はやるべきなんだろうけど、いつも俺に任せてくれていた。

結衣子が妊娠してから、俺もアルコールは控えるようにしている。
何かあった時、車を出せなくなるのは困るからな。

来年の今頃は3人でクリスマスを迎えているのだろう。
小さな子供に、ぐちゃぐちゃに柔らかくした結衣子特製の離乳食を食べさせながら、シャンパンを飲む。
もちろんそれはすごく楽しみだ。

でも、だからこそ、今日は2人で過ごす最後のクリスマスイブだ。
















……………………………いいのか…。





◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


ケーキまで食べ終え、2人で片付けるためキッチンに入る。
ほとんどの食器は食洗機へ。
いつもより多く食器を使ったとはいえ、2人分だ。すぐに終了する。

食べたら速攻で歯を磨きたい俺たちは、自然と洗面所に向かう。


歯を磨きながら、しばし妄想……………………


………………あ!

妄想のし過ぎで、すっかり忘れてたが、ペンダントを渡していない!
俺としたことが! 

完璧、タイミング逃してるじゃないかっ!

慌てて、書斎にプレゼントを取りに行く。


リビングに戻ると、すでに明かりが消えていた。
え、もう寝たのか⁇

寝室に入ると、結衣子がベッドに腰掛けていた。同棲し始めた時に真っ先に購入した、キングサイズのベッドだ。

< 15 / 19 >

この作品をシェア

pagetop