君の好きな人が私だったらいいのにな。
侑は女の子たち囲まれてることが多いけど

基本中学の頃から私たちと一緒にいることがほとんどだ。

友達は多いんだろうけど、付き合いが長いのは多分ここのメンツだけなんだろうなって

私も羽瑠も立花もわかっているから、今のこの関係が成り立ってるんだと私は思う。


「あ、そーだ、ご飯食べたらさ、久しぶりにカラオケでも行こーよ。」

『いいじゃんいいじゃん、』

「羽瑠意外とカラオケ好きだよねー。」

「ゆっくりできるし楽しいじゃん、カラオケ。」


異論ないなら決まりー、と話はまとまって

結局この日は外が薄暗くなるまでカラオケで歌った。
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