住みますか、住みませんか。

 えぇええ!? そうなの?


「タマキは。僕にだけは話してくれてる」


 ……チヒロくんとわたしが、付き合ってること?


「安心して。後輩の彼女をホテルに誘うほど薄情でもない」


 チヒロくん、羽鳥さんには話していたんだ。驚いた。それだけこの先輩のことを信頼しているってことだよね。


「ちなみに、タマキだけど。今夜は女の子のいる店での接待には行っていないし。俺の知る限り、えっちな誘いは、ひらりとかわすよ」

「えっ」

「君がわかりやすいくらいタマキにお熱で。世間のこと、なんにも知らないもんだから。つい困らせてみたくなった。ごめんね?」


 いい性格してますね……!


「にしても。君のこと潰してタマキのとこ届けてあげようと思ったのに。やるね」


 わたし、からかわれながらも面倒みてもらえていたんだね。なんてクセの強い先輩だ。
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