永遠、というものがあれば
陽斗はまっすぐに私を見て、もう一度言ったんだ。



「陽菜、いつか俺と結婚してくれる?」



涙がとまらない。



そんな私を陽斗は優しく抱きしめて、



「返事は?」



うんうん、何度も頷く私の頭を何度もなでてくれた。


耳元で



「愛してる」



そう囁く陽斗の声も腕も、かすかに震えてるのは寒さだけのせいじゃないよね。



肩越しにみえる星空は、とまらない涙に揺れていて、



まるで、パパとママの笑顔のように見えた。



パパ、ママ。



この人が私の愛する人です。



陽斗、大好き…!
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