永遠、というものがあれば
今日は写真もOKだということで、会社のカメラマンさんも同行することになってる。



ハルコさんですら少し緊張してるみたい、事務所の方と携帯で確認するのにいそがしそうで。



電話を終えたハルコさんに手招きされる。



なんだろ…。



「今日の取材に黒田カズマも来るらしいから、気をつけてね」



ほぇ?



「彼がつくと、容赦ないから、気をつけな」



え?



「すごい厳しいので有名だから、機嫌損ねると…」



こわっ、と大袈裟に肩をすくめてみせるハルコさんはでもなぜか満面の笑顔で嬉しそう?



「ハルコさん?」



怪訝な私の表情に気づいてハルコさんが続けた。



「だって、超イケメンじゃん?しかもすごいやり手のお金持ち!ゆずだって写真見たことあるでしょ?」



「はい、まぁ…」



カズくんは最近雑誌にも取り上げられることが多くなってた。



「haruもいい男だけど私は断然カズマ派だね、うん」


ちょ、ちょっと…。



目が少し潤んでるよ、ハルコさん?
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