その男、イケメンエリートにつき冷酷そして甘党


トオルは優しくロビンに尋ねる。
ロビンは満面の笑みを浮かべて、小さく頷いた。


「了解。
確かに、今のロビンは飲みに行くより学びたい欲が多いもんな。
分かった、じゃ、謙人、今日はよろしく。
ロビンの歓迎会はまた次回という事で」


ジャスティンは何も言わずに、親指を立てて微笑んだ。
でも、その目は健太郎を捉えている。
笑顔のない健太郎に頑張れと心の中で呟いて。


夕方になり、トオルもシャスティンも在宅ワークで用事があってここへ来ていたメンバーも、皆が続々と帰り始めた。
謙人はまだ自分のブースで仕事をしている。
ロビンは自分の仕事は全て済ませて、サロンで謙人を待っていた。

健太郎はPCの時計を見てため息をつく。
別に仕事を切り上げて早く帰っても全く問題のない状況なのに、いまだに忙しそうなふりをしている僕は一体何なんだ?
そうこうしていると、謙人とロビンは誰も居なくなったオフィスの丸テーブルを囲んで、仲良く日本語で談笑し始めた。

静かになったオフィスの中で、健太郎の耳にも二人の話し声が聞こえてくる。



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