【完】白坂くんの溺愛は危ないことだらけ
* * *
鷹村くんから凄まじい話を聞かされたせいか、昼休みを迎えた頃には残りの体力はゼロに近かった。
私が知らないだけで、白坂くんが私をずっと好きだなんて。
嬉しいのに、その謎は解けないままで歯がゆい感じがする。
それを知るためにも、相当な覚悟とか体力がないと、彼女仮でも夏休みが終わるまで持たないんじゃないかな。
そんな追われる身の白坂くんはというと……
昨日の一件を気にしているのか、私のそばを片時も離れようとはしなかった。
「ここは学校だから大丈夫だよ……」と言っても、白坂くんは不服そうな顔をして聞き入れてはくれず。
昼休みには私のお弁当を覗きに来た。
本日のメニューはチーズインハンバーグ。
「今日は俺が食わせてあげる。口開けて?」
「へっ!?」
「なにその顔。いちいち学校でそういう顔すんな」
「そういう顔って……白坂くんこそ! 学校でこういうことしないでよ……っ!」