エリート検事はウブな彼女に激しい独占愛を滾らせる
「……ん。うまいな、これ。さっぱりしてて食べやすい」
「よかったぁ。私、ヨーグルトは大好物なので、普通のスーパーやコンビニに売っている物ならほぼ前種類食べたことがあるんです。その経験を頼りに、風邪で食欲のない時ならこの味かなぁって思って買ってきました」
私が選んだのは、フルーツなどは入っていない、さらっと軽い口当たりのプレーンヨーグルト。どうやら津雲さんのお口にも合ったようで、彼は時間をかけながらも、ひとカップ全部平らげた。
栄養補給が済むと、またソファに彼を寝かせ、近くに置かれていたブランケットをしっかりかけてから、おでこに買ってきた冷却シートを貼る。
「少しでも食べられてよかったです。お薬は?」
「夕方飲んだから、もう少し後にする」
「了解です。じゃ、少し休んでいてください。私はこの辺をキッチンに片づけちゃうので」
ゼリーやスポーツドリンクの入った袋を手に、床から立ち上がろうとしたその時だ。ブランケットの中からにゅっと伸びてきた彼の熱い手に、手首をがしっと掴まれた。