先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
「大智は…アメリカに出張中です。来週まで帰らないですし、心配もかけたくないのでわたしひとりでなんとかします。」

ウソじゃない。
大智はほんとにアメリカにいる。
まあ…熱出たくらいで連絡なんてしはしないけど…
彼氏じゃないから…

「そっか…なら。なんかメシ買ってきてやるよ。」

「え?いいですよ。だってえりなさん…」

「だから…えりなは…」

「けど…えりなさんは先生を好きです。し…頼りきってるじゃないですか?」

わたしはちょっと視線を先生からそらせて下を向いた。

「それは…わかってるよ…わかってる…だから俺は…」

え?
先生のその話し方が…まるで自分に言い聞かせるみたいで…
わたしは思わず顔を上げて先生を見た。

先生は、自分の頭をくしゃってしてからこっちを見た。

「とにかく!今日はきてやるから、あとで食べたいものLINEしろよ。病院の結果もな。わかったな。」

伊奈先生はそういうと、

「俺だって時間やべーじゃねーか。」

って大急ぎで家を出て行った。


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