先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
「事故したのはその人の…一哉さんのせいでしょ?先生が手をくだしたわけじゃないじゃん。」

「彩…」

先生はわたしを見た。

「なんでそんなに自分に責任を押し付けるの?先生全然悪くないじゃん。」

「けどな。彩。俺はそれでも自分を許せねーんだよ。一哉が俺とバレーできないって言ったまま死んじまったことがさ。高校1年からずっと一緒にやってきたやつをはじめて罵ったんだよ。俺。なんかわからねーけどそれくらいアイツの態度にムカついてて…アイツは俺にもう一緒にできないとか絶対言うヤツじゃねーんだよ。それを言わせてしまった自分が許せねー。」

百歩譲って、一哉さんのことはそうだったとしても…えりなさんは?そこまでえりなさんに断罪する必要あるの?
ってわたしは聞きたかった。

どうしてそこまで?って…

「彩。今も言ったけど…俺は彩が好きだ。もう隠さない。」

先生はもう一度顔をあげると、わたしの両肩に両手を置いた。

「それは、わたしも言ったけど、わたしだってそう。先生が好き。」

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