先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
ほんとうに、ずっと4年間忘れられなかったくらい好きな人。
こんなにいろんなことで悩んでたなんて…
もっとはやくに知っていれば…

けど…高校の時のわたしじゃ無理だったよね…
自分のことに精一杯で…先生のことまで考えられるような器はなかった…

ずっとわたしを見つめてた先生だったけど、突然視線をそらせてフッて笑いながら夜景に目をやった。

「前途多難だぞ。」

「うん。わかってる。」

「えりながちゃんと納得してくれねーと、俺は彩を幸せにできない。」

「う…ん」

と…
先生は両手でわたしを包み込んで、ぎゅって抱きしめた。

先生。あったかい…
もっと…抱きしめてほしい。

わたしは先生の背中に手をまわした。

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