先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
大智(だいち)のことだけどさぁ」

突然、元カレの名前がでてきたので吹き出しそうになった。

「はい。どうしました?」

わたしが口元を紙ペーパーで押さえていたからだろう…
瀬戸口さんが思わずプッと噴出した。

「そんなびっくりしなくてもいいじゃん。」

「びっくりします。突然その名前言われたら。」

「そう?」

「はい。」

元カレは、就職と同時にアメリカへ行ってしまった。
わたしを振って…

ほとんど日本には帰ってきていないらしい…

「連絡来てないの?ぜんぜん。」

「来てませんよ。来てるわけないじゃないですか。わたし振られたんですから。」

大智とのことはどちらが悪いわけでもない。
きっと2人とも未熟だった。
お互い忘れられない人がいた…

それだけ…

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