先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
「ため息ついてるからだろ?おまえどうしたんだよ?今日なんか朝からおかしいぞ。」

おかしいって…そんなのなんでわかんのよ…
なんで気づくのよ…

「何もないです。」

「うそばっか言うな。なんか相当困ってんだろ?」

「じゃぁ助けてくれるんですか?伊奈先生。」

近くに先生はいない。
みんな5時間目の用意をしてるらしい。

わたしは月曜5時間目は空き時間だったし、伊奈先生もいつも空きのはずだった。

「だからなんだよ?」

「……」

チラチラ周りを見る。
近くに先生はいないって言っても、全然いないわけじゃないし…
パーキングがないなんて相談こんなとこで大声ではしたくないし…

「あーもう。ちょっと来い。」

伊奈先生がわたしの手をひっぱって立たせた。

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