先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
「話せよ。なに悩んでる?車か?」

わたしの横で先生はヤンキー座りをしつつ、タバコを取り出し、火をつけた。

わたしは、今日はパンツスタイルでよかったと思いながら膝を三角に立てた。

「そ、そうなんです。パーキングが…」

「パーキング?」

「今住んでるマンション、パーキングがなくって。車とめるとこ見つからないんです。どうしたらいいと思いますか?」

「とめるとこって。まず車はよ?」

「それはもう買いました。納期が2週間後なのにパーキング決まらなかったら…」

「は?待て。車買ったのか?もう。」

「はい。」

「ひとりでか?」

「いえ。えっと…知ってる人にディーラー行ってる人がいたのでその人に…」

「ふうん。っそ…。」

わたしの顔をじっと見ていたけど、わたしが視線をあわせずに前を向いたままだったからか、しばらくして、先生も前を向いた。

そしてタバコをふぅーって空に向かって吹き出した。

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