先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~


大智と別れて、まず最初に自分が大学の3年間ろくなことをしてこなかったことに気づいた。

先生の想い出から逃げることばかりで、自分磨きもなにもしていなかったわたしは、就活で大失敗をする羽目になる。

どこを受けても何のとりえもないわたしをとってくれる企業はなかった。

バカだ…わたし。

このままじゃ、京都に帰るしかないじゃない…

それだけは嫌だった。

京都に帰ったら先生にどこかで会うかもしれない。
そう思っただけで、嫌だった。

ただでさえ、こんなに忘れられないのに、会ってしまったら…どうなるかわからない。

絶対東京で就職したい…


そんなとき助け舟を出してくれたのが、瀬戸口さんなのだ。

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