先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
◇
4月1日の朝、校長に案内され、職員室に入室した。
「みなさん。新しい女性教師が3名加わることになりました。本年度より共学になりますので、3人の先生には1年の副担任をしてもらいます。」
そして簡単に3人とも挨拶をした。
わたしは、1年F組の副担任をすると言われ、自席に座り担任を待つ…
結構待った。
どうやら担任の教師はいい加減な体内時計を持ってるらしい。
9時って言われたのに…
心の中でブツブツ唱えながら、待つこと1時間半以上…
もう時計は11時を指している。
ほかの2人の新任教師たちは担任とともに、打合せなんかしちゃってるのに…
もう!何!
急用できたならそう言ってくれたらいいのに!
そしたら…
やっと…
わたしの背後から声がした。
「悪いな。だいぶん待った?」
え?
この声…
4月1日の朝、校長に案内され、職員室に入室した。
「みなさん。新しい女性教師が3名加わることになりました。本年度より共学になりますので、3人の先生には1年の副担任をしてもらいます。」
そして簡単に3人とも挨拶をした。
わたしは、1年F組の副担任をすると言われ、自席に座り担任を待つ…
結構待った。
どうやら担任の教師はいい加減な体内時計を持ってるらしい。
9時って言われたのに…
心の中でブツブツ唱えながら、待つこと1時間半以上…
もう時計は11時を指している。
ほかの2人の新任教師たちは担任とともに、打合せなんかしちゃってるのに…
もう!何!
急用できたならそう言ってくれたらいいのに!
そしたら…
やっと…
わたしの背後から声がした。
「悪いな。だいぶん待った?」
え?
この声…