先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
◇
「伊奈せんせー。英語わかんないとこあんのー。個人的に教えてぇ~。」
期末テスト1週間前…
部活は基本的には休みとなり、放課後、生徒たちに捕まることも多い。
この子たちからしたら伊奈先生は大人すぎるだろうに…それでも今も人気に衰えはない…。
「個人的なのは生徒同士でやれ。俺は授業でしか教えねーからな。」
わたしも生徒たちに国語のテスト範囲について聞かれて、廊下の真ん中でちょっと足を止めていたとこだった。
「えー。教えてよー。」
「ばかか。おまえ、特進の彼氏いただろ?」
「え?なんで知ってんの?」
女子生徒が赤くなってる…
「こういうときこそ彼氏使えって。」
「あー。そういや。せんせこの間見たよ。噂の彼女と一緒にいるとこー!めっちゃ美人ー。」
別の子が先生の腕をツンツンした。
「婚約したの?」
「あ、わたしも聞きたいー。やっぱその噂ほんとなのー?」
「さあねー。お子様は黙っとけー。」
先生はわたしをチラッと見た気したけど…そのまま女子生徒たちの頭をポスポスとノートで抑えながら、その場を後にした。
「伊奈せんせー。英語わかんないとこあんのー。個人的に教えてぇ~。」
期末テスト1週間前…
部活は基本的には休みとなり、放課後、生徒たちに捕まることも多い。
この子たちからしたら伊奈先生は大人すぎるだろうに…それでも今も人気に衰えはない…。
「個人的なのは生徒同士でやれ。俺は授業でしか教えねーからな。」
わたしも生徒たちに国語のテスト範囲について聞かれて、廊下の真ん中でちょっと足を止めていたとこだった。
「えー。教えてよー。」
「ばかか。おまえ、特進の彼氏いただろ?」
「え?なんで知ってんの?」
女子生徒が赤くなってる…
「こういうときこそ彼氏使えって。」
「あー。そういや。せんせこの間見たよ。噂の彼女と一緒にいるとこー!めっちゃ美人ー。」
別の子が先生の腕をツンツンした。
「婚約したの?」
「あ、わたしも聞きたいー。やっぱその噂ほんとなのー?」
「さあねー。お子様は黙っとけー。」
先生はわたしをチラッと見た気したけど…そのまま女子生徒たちの頭をポスポスとノートで抑えながら、その場を後にした。