先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
「あーあー。行っちゃったじゃーん。あ…」

その子たちがわたしを見た。

「二階堂ちゃんだー。国語のさぁ…出るとこ教えてよー。」

「おいっ。俺が先きいてたっつーの。」

「あんたは二階堂ちゃんと話ししたいだけでしょー。」

「は?」

男子生徒がちょっとばかし赤くなった。

「ちげーよ。ばーか。せんせ。また今度じっくり教えてくれよな…」

そしてその場をそそくさと去っていく男子生徒…

「照れちゃってからにー。」

「アイツ…二階堂ちゃんに惚れてんのー。」

「それよりさぁ。二階堂ちゃんと瀬戸口くんの噂あるよね。」

「あ、知ってるー。誰か見たって言ってたよー。一緒に車乗ってるとこー。」

は?
噂…って…

「どうなの?二階堂ちゃん?」

女子生徒はほんとにこういうの好きだ。
これは今も昔も変わらないらしい。

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