先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
「急だからさ。俺とルームシェアすることになってさ。とりあえず部屋見つかるまでね。」

「そうなんですね。」

「ま、そういうこと。だから、彩実ちゃん好きになりそうだったけど、やっぱ思いとどまることにした。」

「え?またまたー。ほんと瀬戸口さんってば。」

冗談っぽくかわしてみた。

けど、瀬戸口さんは真剣な表情で、

「大智と親友だしね。大智大事だから。」

瀬戸口さんはそういうと、グビッと3杯目の生ビールを飲んだ。

「俺そろそろ、日本酒やってもいい?」

「はいはい。どーぞ。」

瀬戸口さんはそのあとは日本酒をたらふく飲んで、それでも酔わなくって、そのあとは特に恋愛系の話はなく、仕事の話とか大学の時の話とかで盛り上がって、結構楽しく過ごした。

大智が…帰ってくるんだ…
けど、瀬戸口さんのとこにルームシェアするくらいだし…
彼女できてないのかなぁ…

なんてぼーっと考えていたわたしだった。


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