先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
けれどなんだか…
今日はこの前とちがって、言い方にトゲを感じる…。
「はい。先日は…失礼いたしました。」
ペコリと頭を下げた。
「二階堂さんが女子バレー部の監督されてたなんて知らなかったわー。亮平ったら何も教えてくれないんだもの…」
やっぱり…
なんか…えりなさんの全身から殺気のようなものを感じる…
「それに、先程選手に教えてもらったのだけど、亮平のクラスの副担任もされてるんですってね。」
「はい。」
「それなら、ぜひ…わたしたちの結婚式に出てスピーチしていただきたいわ。」
「え?」
えりなさんの顔はニコニコしていたけど…目は笑っていなかった。
むしろ冷たい光を宿してる…
「いえ、それは…」
「あらどうして?先輩のために一肌脱いでくださったらいいのに…かわいい後輩として。」
その冷たい言い方に…寒気を覚えたとこだった。