隣のキケンな王子様!


「もう平気だろ? 電気もついたし、雷もやんだし」


「……うん」


「まだ居ろって言うなら、今の続きしてもいいけど?」


「……」


「ふ。冗談だよ」



黙ったあたしの頭に手を置いて、いつもの調子で笑った郁己くんは、



「ごめんな」



そう言い残して、静かに部屋を出ていった。




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