極道の彼は子持ちの私に溺愛する
廊下の方からドタバタと走ってくる音がした
勢いよくリビングのドアが開いた
「まま!!」
「おはよう、律希」
余程と寂しかったのか、
思いっきり私に抱きついてきた可愛い律希
「久しぶりだな、ももさん」
次にリビングに入ってきたのは見覚えのある顔
耀生さんのお父様であり、桐生組の組長
やはり貫禄がある。
「…急に律希を預けてしまいすみませんでした、」
「いやいや、急にできた孫だったがやはり可愛いものだったよ。昨晩は孫と百合と楽しい時間を過ごさせてもらった。それに、こんなに愚息に似た子を産んでくれて本当にありがとう」
「親父」
やっぱり組長の目から見ても似てるんだ、と関心しつつ律希のことを抱き上げた
「まま おなかすいた」
お腹空いた、って…ん?
よくよく考えてみれば今は朝の9時頃
確かに朝食べる時間は過ぎてるけど
「…何だ親父、律希に朝食べさせてないのか?」
「朝色々朝ごはんあげたんだけど、いらないと泣き喚いてな、お手上げ状態でここに来たんだ」