極道の彼は子持ちの私に溺愛する


薬局が開く少しまでの間にこんな世間話をよくする。
話のほとんどは子どもの話が多かったり、恋人の愚痴だったり色々

私の働く薬局は基本は仲がいいと思う。

パートで入ってくれている事務の谷下さんは3児の母で今日は午後出勤だけど彼女もまた子育ての相談をするにはうってつけの先輩ママ



「っしゃー、今日も頑張るぞ。」



宮嶋さんがそういって始まった。
クリニックが開いてしばらくしてから続々と処方箋が届き始めた








18時になり、私は先にあがらせてもらった。
昼まで別の薬局で応援だった芳佳さんも戻ってきている。

薬局の近くにある駅のロータリーに私のお迎えの車がとまっていた。

車の中には朝と同様に運転席に奏多さんがいて後ろの席には耀生さんが足を組みタブレットを見つめ座っていた。



「お疲れ様」



と、耀生さんが車に乗り込んだ私に言ってくれた。
車の中には耀生さんと奏多さんだけだった。



「令さんは?」

「令ならマンションに先に帰っている、…って、旦那に会った瞬間他の男のことを聞くな。次から聞いてきたらお仕置きだからな」



そう溜息をついて私のことを少し睨んだ。
ご機嫌は少し斜め気味だ



「ももちゃん、耀はももちゃんと同じ職場の男に苛立ってるんだよ」

「…えっと、職場の男の人って宮嶋さん?」





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